2006年12月15日

星期一

 日本ではシンドラー製のエレベータ事故以来、誰もが乗ると直ぐにメーカーの名前を確認するようになりましたが、北京ではそのような事はもちろんありません。日本人である私はつい癖になっていて、製造メーカーを見てしまいます。
 さて、中国のホテルでエレベータに乗ると、足元に敷いたマットが気になります。MONDAYとか「星期一」などと大きく書かれたマットが直ぐに眼に入ります。宿泊客へのサービスのつもりなのでしょう。あるいは「当ホテルは毎日取り替えていて清潔でしょう」ということを主張しているのでしょうか。また、エレベーターの内壁もキンキラしていて結構派手で、広告などを一面に張っていたりするところもあります。確かに中国のホテルは、玄関やロビーが妙に豪華でかつ派手で、どんな立派なホテルかなと思って部屋に入るのですが、中はイマイチでガッカリさせられる事が多いのです。さすがに最近は表の立派さには騙されないようになりました。これもやはりお国柄でしょうか。
posted by 中国迷 at 20:34| 北京 | Comment(36) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

中国の夜行列車の旅 その1

 北京西駅を起点とする中国の長距離列車には、一昼夜や数日かけて目的地まで行くものがあります。さすが広大な面積を有した大国です。私の乗った列車は夜7時過ぎに出発する洛陽行きの特急でした。時刻表には「T」の記号が頭についていました。「特別快速」の中国語読みの略号でしょう。ほかに「Z」がありましたが、これは「直達特別快速」のことで、終着駅まで途中止まる駅のない列車の中国語の頭のイニシャルをとった略号でしょう。同様に「K」は「快速」の略号です。このアルファベットの記号の無いのは、おもに普通車などです。
 さて、寝台車にはソフトベッドの4人部屋と、ハードベッドの6人部屋があります。上の寝台に上がるには、足掛けのペダルに足をかけて上のベッドに登ります。日本寝台車のように、登り易い梯子はありません。荷物は列車通路の上の部分が、上のベッドから放り込める空間となっていて、そこに入れるようになっています。各部屋には沸かしたお湯が、ポットに入れて置いてあります。各列車にはトイレと洗面所がありますが、あまりきれいではありません。残念ながら食堂車もありませんでした。ただ夜に発車する列車では、弁当を売りにきましたので、それを利用する事もできますが、中国人はお湯があるので、カップ麺を食べている人が多かったようです。
 夜が更けてきて、10時には消灯になってしまいますので、続きはまた。
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2006年11月29日

王府井の散策も大変

 用事を済ませた夜9時過ぎ、2年ぶりに王府井通りをぶらぶらと歩いていたら、若い女の子が声をかけてきた、「カラオケしませんか」「マッサージもありますよ」片言の日本語です。「お金持っていないから」と断ると、「安いから」などと言ってしつこく誘ってきました。「向こうへ行ってくれ」とやっと追っ払ったと思ったら、5分もしないうちにまた別の子が同じように誘ってきた。結局、一時間もしないショッピングの間に、なんと都合5人もの女の子が誘いをかけてきました。こっちもあまりしつこく誘うので、中国語の勉強にと思って、歩きながら彼女の出身地を聞き出し、そこの歴史や名所旧跡などについて詳しく聞いてみました。5番目の子は漢族ではありませんでした。吉林省出身の朝鮮族で最近北京に出てきたらしいのです。「古代に高句麗という国があったことを知っている」と聞いたが、知らないので「歴史で習ってるでしょう。君の先祖かもしれないよ」というと、「習ったかもしれないけど忘れた」ですって。余計な事とは思ったけど「こんな事してないで、他にもっと良い仕事があるでしょう」と諭すように言ったら、曖昧な笑い顔で去って行きました。オリンピック開催を2年後にひかえて、王府井のこんな風な活況は続くのでしょうか。
posted by 中国迷 at 22:01| 北京 | Comment(12) | TrackBack(0) | 中国あちこち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月26日

北京のタクシー

 北京でタクシーを利用するのは安くて便利です。空港から北京市内中心部までは80元ぐらいするが、街中の近い距離なら10元(日本円で150円ぐらい)あまりで、少し小型で窮屈なのもあることを我慢すれば、手軽な交通手段です。地下鉄もありますが、まだ路線が少なく、目的地が駅に近ければいいですが、さもないと地図で近そうに見えても歩くのは大変です。
 タクシーの運転手にも色々います。むっつりしていて一言も話さない運転手もいれば、気軽に世間話してくるのもいます。こっちから「交通渋滞が日増しに酷くなっていると、ストレスが溜まるでしょう」などと言うと、「家へ帰ると、くたくたで酒を飲んで直寝るさ」とか「子供と遊んでテレビ看るくらいかな」などと返事が返ってくる。昔は雲助タクシーなどがよく横行していたようだが、今は客待ちを避け、流しのタクシーを捉まえれば、そのような事も無いようです。
 下車時には、何もいわなくても発票(領収書)をくれるのは、さすが役人天国・公費浪費のお国柄でしょうか。
posted by 中国迷 at 20:34| 北京 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

点菜は難しい

 中国で街中の適当な食堂やレストランに入ると、当たり前のことですがメニューが出てきて、それを見て注文します。しかし、慣れていない私にはこれがなんとも難しいのです。メニューは中国では「菜単」といいますが、日本のように料理の写真が付いていることは少なく、多くは四文字料理名で判断しなければなりません。前部分が味付け方と料理法、後部分が食材とその形態ですので、それを見て注文しますが、出てくるまでいつも不安です。
 ずいぶん以前ですが、中国人と一緒に食事に行った時「点菜してみろ」といわれて注文しましたが、どうも皆ハズレで誰も美味しそうな顔をしていませんでした。「とりあえずビールを先に三本持ってきて」までは良いのですが、やはり料理の注文は難しいのです。次に中国に行くまでに、料理の本でも見て勉強せねば。
posted by 中国迷 at 19:20| 北京 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

正倉院展閉幕

 昨日をもって今年の正倉院展は終了しました。今年は光明皇太后が聖武天皇の七十七忌に際して、天皇の御遺愛品を大仏に奉納してから1250年の記念にあたるということです。奉納品の目録である「国家珍宝帳」が出品されたほか、裁断した平織りの絹を刺し子に縫って仕上げた袈裟は、聖武天皇が最も身近に用いていたものという。白牙尺や紅牙撥鏤尺はどちらも物差しであるけれど、後者は象牙を鮮やかな紅色に染めて、そのあと水禽、鳳凰、鹿などの禽獣や唐華文などを配した装飾性豊かな物差しです。寸にあたる10区画を表していますが、分の目盛りは無く恐らく儀式に用いられていたのでしょう。今年は乗馬に用いた馬具がまとまって出品されていました。轡金具、鞍橋、壷鐙、面懸、尻懸、障泥など奈良時代の馬装が良くわかりました。大理石に十二支がレリーフされた白石鎮子、今年は戌と亥が絡み合った造形のものでしたが、そのモチーフは遊牧民族の文化に系譜が辿れる動物闘争文の影響を受けていることがわかります。ただしこの大理石は中国の石材であり、恐らく唐で製作されたものが将来したのでしょう。
posted by 中国迷 at 18:01| 北京 | Comment(0) | TrackBack(1) | 歴史・考古 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月11日

何故か懐かしい風景の麗江

 先ほどNHK世界遺産の旅番組で、中国雲南省の「麗江」を訪れていました。瓦屋根の建物群と周囲の山々からなる自然とが溶け合って、素朴な風景がとても美しかった。麗江は納西族の自治県だが、イ族や、白族、リス族などのいくつかほかの少数民族も暮らしています。街は「麗江県城」といい、街中には玉龍雪山からの雪解け水が流れる疎水(水路)があり、路面は石畳になっていてなんともいえない風情があります。麗江は12世紀宋代の末に、納西族が建設した街で、中国で初めて世界遺産に登録されたところです。その後周辺の雲南と西蔵と四川の文化が混在し、独特の文化を形成しています。お茶が名産で、いわゆる茶馬古道がここ麗江を通っていました。
 中国の取材といえば、NHKはやっぱり鎌倉アナウンサーですね。地元の人ととても馴れた発音で中国語で会話していました。
posted by 中国迷 at 21:22| 北京 | Comment(0) | TrackBack(3) | 少数民族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月06日

継続はやはり力になりそう

 中国語上達には何がいい?」とよく聞かれますが、いつまでたっても上達しない私には適切なアドバイスをする資格はありません。ただ簡単な会話程度ができることを目指すなら、毎日やっているNHKのラジオ中国語講座が良いでしょう。通勤通学の間に聞けますし、夜は寝る前に再放送で復習できますから、継続しようとする意志があれば、最もお薦めの学習法だと思います。特に簡単そうに見えるけど入門編は基本です。100の基本会話だけでも確実に覚えれば、簡単な会話はほぼOKでしょう。少し上達してくれば、応用編も理解できるようになっているでしょう。肝心なのは継続できるか否かでしょうか。
posted by 中国迷 at 20:48| 北京 | Comment(0) | TrackBack(11) | 中国語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

正倉院宝物

 本年は光明皇后が聖武天皇の七十七忌に際して、東大寺の廬舎那仏(奈良の大仏)に天皇の御遺愛品を奉納してから1250年目に当たる。今年の「正倉院展」では、ガラス器が唯一一点だけ出品されている。「緑瑠璃十二曲長杯」がそれで、楕円形の口縁部が十二曲の形態を呈した濃い緑色が鮮やかな鉛ガラス製品である。外面にはチューリップのような花をを配して、葉文がそこから伸びている。側面の2段の襞に囲まれた部分には兎の文様を施している。
 中国では唐代の出土品の中には、このガラス杯のような形態に類似した金銅器や銀器などが知られていることや、当時中国では石灰ソーダガラスではなく、鉛ガラスの生産が盛んであったことなどから、中国で生産され、それが遣唐使などによって天皇にもたらされた可能性が高い。またこの頃中国では、酒の中にチューリップ(鬱金香)の花を入れて香りを楽しんだとされており、この宝物にはそこはかとなく中国の雰囲気が漂っている。
posted by 中国迷 at 22:10| 北京 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・考古 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子供に期待し過ぎる中国の一面

 先日テレビで、1人の中国人が日本で生活したドキュメントを放送していた。大学入学志望を切っ掛けとして、おyそ10年間にも及ぶ滞在を追っていた。北海道の僻地での研修地から逃れて、その後は不法滞在を続け、アルバイトなどで働き、収入の多くを上海の家族に送金していた実態を紹介していた。一人娘をアメリカに留学させるため、8年間一度も上海へ返らずに、働いて進学資金を貯めていたそうだ。取材した放送局に依頼して、自身の近況ビデオを上海に届けてもらうと、娘や妻が涙した様子も映し出されていた。幸いにも娘はニューヨーク州立大学に合格するが、入学のためアメリカに向かうトランジットの僅かな短い時間だけ、東京で8年ぶりに再開を果たした。親とはああいうものだと言ってしまえばその通りかも知れないが、如何に娘の将来のためとはいえ、あそこまで自分を犠牲にして、子供の将来のために苦労しなければならないのか。誰でも子供の事は気になるし、出来る限りの事はしてやりたいと思うが、正直言って、かえって子供が負担に思うのではないかと感じた。それぞれの国において事情は違異なるだろうが、その地域で背伸びをしない子育てや、子に過大な期待と負担を抱かせない事も大切な気がした。今の中国にそんな生き方を選択させる事情が存在するなら、やはりどこか違うのではないだろうか。
posted by 中国迷 at 18:00| 北京 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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